リコピノプラザのよくあるご質問

お客様から頂く皮膚の悩みやご使用方法等のfaq

日々のお肌のお手入れ、悩み、効果的な使用方法

ご質問一覧

ラメとパールはどう違うのですか?

「ラメ」と「パール」は、マニキュアやポイントメイクアップ化粧品の
キラキラした光沢の微妙な違いを表す言葉です。
パールは、言葉どおり真珠のような微妙なニュアンスと深みのある光沢のことをいいます。
パール光沢のある口紅やマニキュアの歴史は古く、
昔は魚のうろこから作られたパール光沢剤が使われていたこともありました。
現在では雲母に酸化チタンをコーティングした合成パール顔料が使われています。
ピンクパールやブルーパールなどは、
酸化チタンのコーティングの厚さを変えることでつくられています。
ラメは、スポットライトを浴びて輝く金属のような光沢のことです。
樹脂のフィルムやアルミニウムなどを多層に加工して光の反射を変化させたものや、
アルミニウムを蒸着して適当な大きさに裁断したものなどが、光沢剤として配合されています。

さっぱりタイプの化粧品を使いたいのですが、多量のアルコールが配合されているのではないか心配です。

さっぱりタイプの化粧水がすっきりと爽やかな感触をしている理由は、
配合されているアルコール量の多少の違いにもよりますが、
それよりも、配合されている保湿剤の量や種類が普通タイプや
しっとりタイプの場合と異なっていることにあります。
さっぱりタイプの化粧水に配合される保湿剤はできる限り
べたつき感のないものが選ばれ、さらに、
すっきりした感触をもたらすクエン酸などの収れん剤も配合されています。
なお、化粧品に配合されているアルコールには、
清涼・収れん・殺菌などの様々な効用があります。
飲用のものとは種類も違いますし、全て厳しい基準をクリアし、
安全性の確認されたものばかりです。安心してご使用ください。

化粧品の「モイスチュア」と「エモリエント」はどう違うのですか。

化粧品の「モイスチュア」は、本来「モイスチュア=保湿成分」という意味で広く定義され、
その中で「ヒューメクタント(humectant)=親水性の保湿剤」と
「エモリエント(emollient)=親油性の柔軟剤」という分類がされていました。
しかし現在では「ヒューメクタント」という言葉はほとんど使われなくなり、
「モイスチュア=保湿成分」として全ての保湿成分を含めるとらえ万が一般的になっています。
そして場合によっては、モイスチュア成分の中で特に親油性の保湿成分を
「エモリエント成分」として親水性の保湿成分と区別することがあります。
「モイスチュア」と「エモリエント」は並列して違いを比較する言葉ではありません。
モイスチュア成分によって肌に与えられたうるおいを、
親油性のエモリエント成分が天然の皮脂膜のように保護する、
といったように両者は協力し合って肌のうるおいを保っています。

化粧品にはなぜ界面活性剤が入っているのですか。

界面活性剤は乳液やクリーム、クリームタイプのファンデーション、
シャンプーや洗顔料などにとってなくてはならない成分です。
水分と油分、水分と粉末など、そのままでは均一に混ざり合わない両者を
なじみやすくする働きを持っていて、乳化、分散、起泡、洗浄などの作用があります。
 例えば、水分と油分に対して乳化剤として界面活性剤を加えると、
油分を水分中に細かく乳化させたり、水分を油分中に細かく乳化させ、
平均的に混ざり合わせて安定化させておくことができるのです。こうした乳化の働きは、
マヨネーズやマーガリンなど暮らしの中にも多く見られ、
また、人間の体内では、脂肪の消化吸収や輸送などに利用されています。
 化粧品に使用されている界面活性剤は、厳しい安全性テストをクリアしたものばかりです。
安心してご使用ください。

防腐剤が入っている化粧品は肌に悪いというのは本当ですか。

現在、化粧品に使用されている防腐剤としてはパラベンが最も多く、
その他に安息香酸、ソルビン酸、デヒドロ酢酸などがあります。
これらは、数多くの安全性試験と長い使用実績に裏付けされた、
安全性の高い成分ですので、肌に悪影響を与えることはありません。
ただし、使用する人の体質よっては
ごく希にカブレなどのアレルギー反応を起こす場合があります。
これらの防腐剤は全て表示指定成分として表示が義務づけられていますので、
アレルギー反応を起こした経験のある人は表示を見て使用を避けましょう。
そもそも化粧品に防腐剤を配合する目的は、化粧品を最後まで安全に快適に使用するためです。
防腐剤を配合しないと、開封後、雑菌が混入して起こる中身の変質を防ぐことはできません。
また、防腐剤の配合以外の方法で変質を防ぐためには、
雑菌が化粧品の中で繁殖しにくいよう、pHを酸性にしたり、
容器の形態を変えたり、アルコールを多く配合したりする必要が生じます。

平成13年4月から全ての化粧品が「全成分表示」に義務付けられました。

化粧品に含まれている全ての配合成分名を、化粧品の容器または外箱に表示する、
という新しい成分表示の方法「全成分表示」は、平成13年4月、に義務付けられました。
しかし、市場にはそれ以前から発売されている商品もあり、
しばらくは全成分表示のされている商品と、されていない商品が混在することになるでしょう。
また、全成分表示はすべて日本語で記載され、成分の名前は統一した共通名称が使われます。
記載の順序は配合量の多い順です。
ただし色素については色味による微妙な変化があるので、「+/-」の表示をすることで、
記載された色素が必ずしもすべて配合されているのではないことを表しています。

化粧品の「アルコール」の成分が目立ちます。化粧品にはこんなに多くのアルコール類が入っているのですか。

化粧品に使用されるいわゆる「アルコール」は、成分名として
「変性アルコール」または「○○変性アルコール」と表示されています。
変性アルコールは、エタノールを飲用できないよう匂いをつけたもので、
もちろん肌への安全性は確認されています。
これら以外にも、配合成分の中には、
名前が「△△アルコール」となっているものが多種あります。
例えば、「オリーブアルコール」「ヤシ油アルコール」
「ステアリルアルコール」「ラウリルアルコール」などです。
これらの成分は、分子構造上はアルコールに属するので
このような名前がついているのですが、実際は水に全く溶けない油性の成分で、
乳化安定剤などの目的で配合されています。

化粧品の全成分表示にはどんなメリットがあるのでしょう。

「全成分表示」とは、化粧品に含まれている全ての配合成分名を、
化粧品の容器または外箱に表示する、という新しい成分表示の方法のことです。
以前までは、使用する人の体質によってごくまれに
アレルギーを起こす恐れのある「表示指定成分」だけが表示されていました。
 全ての成分を表示することになって、表示指定成分以外の成分で
アレルギー反応を起こしていた人は、次回からその成分の
配合されている製品を避けることができるようになりました。
また、アレルギーが起きた時にも、容器を持って皮膚科専門医の診察を受ければ、
配合成分をメーカーに問い合わせる必要はなく、以前よりも原因が調べやすくなりました。
 また、基本的に成分名は全メーカー共通で表示されているので、
自分の肌や使用目的に合った化粧品選びのひとつの目安になり、
配合成分を見て化粧品を比較したり、選んだりすることもできるようになりました。

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